「めざましテレビPRESENTS『T-SPOOK』」感想(のフリをした布教記事)
土曜日、めざましテレビ主催の『T-SPOOK』に行ってきました。お目当てはAqours(アクア、と読みます)だったので、それに関する感想になります。
さて。「そもそもT-SPOOKって何?」って話だと思うんですけど、ざっくり説明すると、ライブとパレードの2つを主軸に据えたハロウィンイベントです。『パレード』では仮装をしたゲストや一般客が会場内を練り歩き、『ライブ』では、そのゲストたちがステージを披露してくれるわけです。お目当てのAqoursは、その両方に出演していました。
僕はパレードには参加せず、その一行が通るルート沿いで観覧をしていたんですけど、まあすごかった。すごいイベントだった。
Aqoursは制服+小物グッズを身に着けた“プチ仮装”って感じの出で立ちで、まあみんなニコニコお客さんたちに手振ってくれるわ楽しそうにキャッキャしてるわおどけてみせるわなんなら会話したりハイタッチした人もいたみたいで、めちゃくちゃ距離が近いイベントでした。しかもこれ、静止画に限りですが、撮影自由だったんですよ。いやもうほんと意味がわからない。日本のアーティストって写真に厳しいじゃないですか。Aqoursもその例に漏れず、撮影可のイベントなんて今までなくて。ただもうほんと近すぎて興奮してまともな写真があまり撮れなかったのは後悔。それでも僕の推しに「ギラン」(そういうポーズがあるんです)ってやったら「ギラン」って返してくれたのは、なんというか、アイドルにハマる人の気持ちがわかった気がした。いやあれは嬉しいわ。
そんなわけで、もうこの時点で大満足なイベントだったんですけど、ライブが本当にすごかった。すっごい攻めてた。
ここでちょっと簡単にAqoursの説明というか、紹介をさせてください。
『Aqours』というのは『ラブライブ!サンシャイン!!』というプロジェクトに登場するスクールアイドル*1で、だから、そもそもは二次元のキャラクターなんですよ。で、その二次元Aqoursを演じる声優さんたちが現実でも『Aqours』というグループ名でライブをしたり、イベントに出たりと活躍をしているわけです。
そのライブのウリのひとつになっているのが『PVの再現』で、つまりアニメのキャラクターたちが踊っているダンスを、しっかりそのまま声優さんたちが踊るんですよ。これがまたすごいの。僕はやっぱりもともと音楽好き、ライブが好きな人間だから、それもあってラブライブにどハマりしたんだろうなぁ。
話をT-SPOOKに戻します。
まず、セットリストを置いておきますね。
1.未来の僕らは知ってるよ(TV size)
2.HAPPY PARTY TRAIN
3.Daydream Warrior
4.SKY JOURNEY
5.恋になりたいAQUARIUM
En1.届かない星だとしても
いやもうこれヤバくないですか??? めちゃくちゃ攻めてる。
知らない人にはなんのこっちゃだと思うので順を追って書いていきますね。
まず1曲めの『未来の僕らは知ってるよ』。これは現在放送されているTVアニメのOP主題歌で、この日が初披露だったんですよ。CD発売が10/25なので、発売前の曲です。
曲自体はアニメの主題歌ということもあってラブライブの王道を行くような感じだし、キャッチーだし、魅力のひとつである『PVの再現』ってのがわかりやすくもあるので、1曲めにぴったりの曲だと思います。
ただ、単独イベントの前に披露してくるか! というのがひとつ攻めポイントかなって。あと、これは衣装も再現されています。これもまた再現度が高くて可愛いんだぁ。
ぶっちゃけるとライブはオルスタ形式で、前の人たちが身長高くてステージもスクリーンもあまり見えてなかったので、この曲に限らず、詳しい感想書けないんですよね。まあスクリーンにはアニメPVが映し出されてたんですけど。とりあえず、テンション上がりました。
2曲めはHAPPY PARTY TRAIN。これは現時点での最新シングルで、9月末まで行われていた2ndツアーのタイトルにもなっていた曲です。
新たな旅立ちを思わせる歌詞に、でもちょっと切ないような寂しさを滲ませたメロディで。大好きなんですよね、この曲。
これもアニメPVをバックのスクリーン背負って踊る構図で、Aqoursを、ラブライブを見たことのない人たちにも、この2曲の流れでしっかりやりたいこと・やってることが伝わったんじゃないかなって思います。
ここでMC。普段は定番のコール&レスポンスがあったりするんですけど、この日は持ち時間が30分とかだったらしくて割愛されてた。まあメンバー9人もいるんで、それだけで結構時間食っちゃうんですよね。
それでも「雨なんかに負けず盛り上がってくれますかー!」なんて煽られて(そう、小雨が降ってたんです)、こちらのテンションもぐんぐん上がっていく。
そこで「それでは聞いてください」と次の曲に入るんですけど、なんというか、ファンって、ちょっと予想しちゃうじゃないですか。「次はこれかな?」って。僕もいろいろ予想してたんですけど、タイトルが告げられた瞬間、一瞬の混乱の後に叫んでしまいました。僕だけじゃなくて、会場の歓声もすごかった。
そんな3曲目が、Daydream Warrior。
あの、イントロだけでもいいから再生して聴いてほしいんですけど、むちゃくちゃクールでカッコよくないですか? 僕もうこれ試聴動画が公開された時点で大好きになってて、前述の2ndツアーで披露されたときもめちゃくちゃ嬉しかったんですよ。
ただ、この曲、アニメのBDを買わなきゃフルで聴けない曲なんですよね。いわゆる特典曲。だからやっぱりアニメ曲とかシングル曲に比べると認知度低いだろうし、今後披露される機会ってそんなにないんだろうなぁと諦めてたんですよ。
それが! まさか! こんなところで!
BDの特典曲を突っ込んでくるのもめちゃくちゃ攻めだと思うし、こういうカッコいい曲を持ってくるのも、結構な冒険だったんじゃないかなって気がします。
あと、この曲にはアニメーションPVはないんですけど、ダンスはガチでやってます。間奏(この試聴の範囲ではないけど)のダンスとか本当にカッコいいから、機会があれば見てほしい。2ndツアーの円盤早く出てほしい。っていうかこのライブの円盤がほしい。
そしてそのままの流れで4曲目、SKY JOURNEY。
この動画の1曲目です。
どこか歌謡曲を思わせるような楽曲で、これもまたPVはないんですけど、ダンスがカッコいいんですよ。PVがない、つまりアニメーションを再現する必要がない曲なんだから少しくらい手を抜いて簡単な振り付けにしたっていいと思うんですけど、そういう妥協が一切ない。すごい。
で、これなんですけど、動画に書いてある通りカップリング曲なんですよね。知名度のあるアニメ曲を切ってまで(実は今回のセットリストでアニメ関連の曲って、1曲めだけだったんです)カップリング曲を入れてくるって、これもやっぱりひとつ“攻め”てますよね。攻めることをやめないグループが好きなんです、僕。
2ndツアーのMCでも言ってたんですけど、Aqoursってそれまで可愛らしい系の曲や元気系の曲が多くて。そんな中2ndツアーでカッコいい系の曲をたくさん披露して、それがしっかり自信に繋がったからこそ今回のセットリストなんだろうなぁと思ってる。
だって、みんなが知らない曲をやるって、純粋にパフォーマンスだけで認めさせなくちゃいけないわけで。いやもうほんとカッコいい。曲もそうだけど、その姿勢がカッコいい。
ここでMC。簡単な挨拶があって、「次が最後の曲です」と。
5曲目。本編ラストの、恋になりたいAQUARIUM。
こちらは2ndシングル。みんなで一緒に歌ったりするところもあって、ノリノリで楽しくて、でもちょっとトリッキーな構成の曲です。これはアニメーションPVアリの曲。
攻めるところは攻めて、最後はしっかり定番曲で締めてくれるのはやっぱりいいなぁと思います。ただ、この曲も2曲めのHAPPY PARTY TRAINもアニメーションPVはついてるんですけど、TVアニメで使われているわけではなくて。いくらシングル曲といってもアニメ曲のほうが知名度高いだろうに、それを切り捨ててでもこっちを持ってくるところに、心意気を感じたというか。
あと、この曲が始まる頃には、小雨だった雨脚が強くなってきていたのも、なんか逆に良かった。たぶんそう思っていたのは僕だけじゃなくて、会場の盛り上がりもすごかったなー。本当に楽しかった。
この曲が終わってAqoursが一旦引っ込んで、アンコール。あ、そうそう。Aqours、この日のトリだったんです。単独イベントじゃないしアンコールあるのかなーとは思ってたんですけど、退場のアナウンスも流れないし、フェスでもトリのアーティストはアンコールあったりするし……と思って会場に残っていたら、ステージの照明が明るくなって、Aqoursが再登場!
そして本当の最後1曲。届かない星だとしても。
この動画の2曲目(2:05〜)です。ちょっと短いけど、でも、こういうノリの楽しい曲。イントロのギターのリフから大好きなんですよね。そこに金管入ってきてって、もう否応なしに盛り上げられる。
最後の瞬間を燃やし尽くすように、それこそ届かない星に手をのばすように拳を突き上げて、とんでもなく楽しかったし、ステージ上の彼女たちも楽しそうだった。クラップとかもあってめっちゃ楽しいんだ、この曲。
もう何をしたって楽しいには勝てないし逆らえないから、やっぱりずっとついていきたいな、応援したいなって思った。
初めて行ったT-SPOOKだけど、本当にいいイベントでした! 今回Aqoursがこんなセトリで勝負できたのも、パレードあってこそだと思うんですよね。パレードという「可愛いAqours」を見せる場所があったからこそ、一転ライブでは「クールなAqours」で魅せるセットリストを組めたんじゃないかなって。そのバランスがすごく良くて、初めての人たちも、好きになってくれたら嬉しいなぁ。
いやもうほんと、今まで以上に好きになっちゃうよね。困る。
彼方の星を目指す旅路に、僕も最後まで付き合わせてください。
P.S.
書き忘れてた。たぶん月曜日のめざましテレビでこのイベントの様子が取り上げられると思うので良かったら。……って、もうこんな時間だけど。
*1:学校で、部活動としてアイドル活動に励んでいる子たちのこと。
〝みんな〟で叶える物語
書きなぐる。
僕はラブライブが好きです。μ'sもAqoursも好きです。μ'sは言わずもがな、Aqoursも、μ'sの後釜に収まろうとするんじゃなくて、彼女たちだけの道を進んでいこうとしているところが好きでした。
とはいえほら、やっぱり同じコンテンツからスタートしたグループだから、絡んでほしい気持ちもあったんだよね。各々が各々の道を進むのは前提としても、やっぱりほら、μ'sからAqoursへの激励の言葉とかあったら嬉しいしさ。
でも、ラブライブというコンテンツは、そういうことがなくて。
Aqours発足以降、Aqoursがμ'sに触れるのも極たまにで、ふれてもそれほど大きく取り上げることはなく、さらっと流す感じで。
μ'sからAqoursへの言及と行ったらもう箝口令しかれてるんじゃないかってくらい少なくて。
だからもうそのへんは諦め気味にラブライブ追ってたんですけど、それが今日ですよ。今日のTGSですよ。僕は嬉しい。
端的にいうと、Aqoursのリーダー伊波杏樹さんがMCを担当していたラブライブのアプリの発表会に、μ'sのリーダーである新田恵海さんがスペシャルゲストとして登場したんですよ。そりゃもう胸熱ですよ。泣くよそんなもん。
ああもうリアルタイムで追えててよかったなあ! お酒が美味しいよこんちくしょう!
Aqoursの伊波さんはもともとラブライブが大好きな人でさあ。それを知ってるからもう余計にだよね。ああもうほんと……。
これからはもっと気軽にリプを飛ばし合ったりだとか、なんかお話したよーってエピソードを、ラジオやツイッターで知らせてくれると嬉しい。表立って積極的に絡まなくてもいいから、僕はそれが嬉しい。好きな人たちが良好な関係を築いてくれると、もうそれだけでいいです。
ラブライブわかんない人には(もしかするとわかる人にも)よくわかんないブログになっちゃったね。酔った勢いで書いたから許して。バイバイ。
あ、PDPの子たちも応援してるよ。僕はかすかすが好きです。
境界線上のアリア
9月に入り、カレンダー通りに気温が下がってきましたね。雨の日が増えて「夏も終わるなぁ」なんて思っているんだけど、蝉の声から、夏の最後のあがきを感じる。
ただ、その蝉たちのせいなのかはともかくとして、週間予報によると明日からまた暑くなっちゃうようで。寒いほうが好きな僕としては、なんというか、「マジかよ」って気持ちだ。暑くなるならせめて晴れてくれ。洗濯物が干せないんだ。
もう何年も前(たぶん中学生くらい?)から「一人暮らしをしたいな」って気持ちはあったんだけど、その当時は「雨が続くと洗濯物が干せなくなる」なんて心配をしたことはなくて。思うに当時、夢はただの夢であって、生活とは切り離されたものだったんだろうなぁ。
気を抜くとすぐに一人暮らしを始めたときがどうだとか、そんな話をしちゃうのはよくないね。引き出しを増やすためにも、普段と違うことをして、世界にもっと触れなくては。
なんて思いつつも、普段通りウイスキーを飲んで夜をすごしています。ふふふ。美味しいんよ、ウイスキー。ホットの紅茶で割るのは早かったかな。ちょっと暑くなってきちゃった。
夜はまだまだ長いけど、ここらで筆を置こうかな。酔っ払って言葉を紡ぐと碌なことにならないって、あのロッカーも言ってましたし。
さよなら湿気、ようこそ暑さ
なんだかんだと6月が過ぎ去り7月も後半戦。暑い日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。僕はお酒を飲んだりアニメを見たり、あとは、働いたりもして暮らしています。
ブログを開設するときはいつも「次こそはそれなりに更新しよう」と思ってるんだけど(そうです、ブログを作るのはこれが初めてではないのです)、なかなかどうしても、ね。
僕がブログをサボっている間に梅雨に入ってそれが明け、昨日だったか一昨日だったかには、東京が今年初の猛暑日を記録したそうで。十年一昔なんて言葉があるけれど、2ヶ月もあれば、季節は流れていくもんなんだなぁ。
以前何かで見たんだけど(たぶんつんくさんが言ってたんだったかな)、インディーズの頃から数えて10曲も作ってしまえば詞を書けなくなる人が多いらしい。というのも、自分の中から出てくる世の中に表現したいことというのは、だいたい10曲分くらいなのだそうだ。
つんくさんはそこで「彼女(ハロプロの子)たちのことを表現すればいいんだ」と考え方を変えることで乗り切ったそうなんだけど、つまり、僕がブログを書くためにも、そういうことが必要なのかもしれない。なんせ中学時代からなんだかんだとブログをやっているのだ。自分の中から出てくる言葉だけでは、同じことの繰り返しになってきてしまう。
せっかく世界はたったの2ヶ月で新しい景色を見せてくれるのだから、外からいろんなものを感じ取って、ちゃんと書けるようになりたいなぁ。
『アニュータライブ2017「あにゅパ!!」』感想
ついこの間の土曜日、あにゅパに行っておりました。
「『あにゅパに行ってた』って、あにゅパって何なの?」と頭に疑問符を浮かべている方もいらっしゃると思うので簡単に説明すると、『あにゅパ!!』とは、『アニュータ』というスマホ向けアニソン配信サービス主催のフェスのことです。要はアニソンのフェスですね。
出演者は、May'n、Wake Up, Girls!(以下WUG)、ALI PROJECT(以下アリプロ)、そしてAqours(アクアと読みます)の4組。僕は今回Aqoursをお目当てにチケットを買いました。あと、アリプロを生で見てみたいって気持ちもあったかな。ただ、逆に言うと、WUGやMay'nさんに関しては、ほとんど何も知らなくて。「名前は聞いたことあるかな」ってレベル。そういう人間の書く感想なので、そのあたりはご了承ください。あと、レポートというよりはただの感想なので、僕の主観が入りまくりです。そのあたりもご了承ください。では以下出演順に。
May'n
トップバッターはMay'nさん。バンドを従えて、楽器の生音に負けないパワフルな歌声でテンション上がった。ダンサーさんも居たかな。
こういう表現もあれなんですけど、歌がうまかった。迫力すごい。あと、MCもやっぱり慣れてるんだろうね。気持ちよく会場の(もちろん僕含めた)ボルテージを上げてくれた。
うろ覚えで申し訳ないんですけど、「今回が第1回ということで、これからも続いていくかは私たちにかかっています。みんなで一緒に盛り上がっていきましょう!」みたいなことをMCで言ってたんですけど、そんで会場\ウオー!!/ですよ。そりゃ盛り上がるわ。
ぶち上げ曲だけじゃなくて聴き入るような曲もあって、彼女の出番が終わった後、なんとなくひとつのライブに参加し終わったあとみたいな感覚があった。トップバッターなのに。
Wake Up, Girls!
ぶっちゃけ最初はよくわかんなかったんですよ、WUGって。「2.5次元なの? でもそれにしちゃ中の人メインっぽいよなぁ」みたいな。だから僕のなかで正体不明の不安もあったんですけど、いい意味で裏切られた。良かった。(後で調べたらやっぱり中の人メインらしい……というか、スタートが中の人っぽい)
「名前だけでも覚えて帰ってください!」ってずっと言ってた気がするんだけど、しっかり覚えたぞ。メンバー名は……、申し訳ない。まだ覚えられてないけど。今年始まるらしいアニメ見るから許して。
個人的には3曲目(あとで公開されたセトリによると、Beyond the Bottomという曲らしい)が、特に気に入った。AメロBメロと、メンバー7人が順番にソロパートを歌い上げ、どこか厳かな雰囲気をまとったサビへと繋いでいく曲。サビに入る前のパートを担当してた赤色の子が、またこれ歌上手なの。思わず聞き入っちゃった。
カバー曲&シークレットゲスト
「WUGが終わってさあ次はAqoursだ」と待ってたら、スクリーンに『カバー曲』の文字。(そういえばこのスクリーンが横向きにしたスマホを模したようなデザインで、凝ってるなと思った)
「カバー?」と思っていると再度May'nさんが登場して、艦これの主題歌らしい「海色」を熱唱。原曲知らないんだけど、すっごいMay'nさんに合ってた気がした。プロって自分の歌にしちゃうからすごいよね。
続けて(出番前なのに)アリプロが登場。あんスタの楽曲をカバーしてたんだけど、完全にアリプロだった。(気になって後で調べてみたら、そもそもアリプロが提供してた曲らしい。要はセルフカバー)
アリプロがはけるとWUGがステージ上に現れ、けものフレンズの主題歌である『ようこそジャパリパークへ』を披露。会場むっちゃ高まってた。楽しかった。僕はけもフレ見てなかったからよく知らないんだけど、楽しくていい曲だよね、これ。
「今度こそ次はAqoursかな?」と思ってると、『シークレットゲスト』の文字。
申し訳ないことに「富永TOMMY弘明」って名前を見てもピンと来なかったんだけど、ジョジョの人だったのね! 今まで女性らしい華やかさに包まれていたステージが、一気に漢な感じのステージになってた。一緒に歌うところもあったりして、僕ジョジョの曲って聴いたことなかったんだけど、それでもむっちゃ楽しかった。歌いやすいのもアニソンの良さだよね。
次いで登場したのがきただにひろしさん。これはね、名前見てわかった。ワンピースじゃん! っていう。まさかウィーアー!を生で聴く日が来るとは思わなかったなぁ……。なんだかんだジャンプっ子なんですよ、僕。むっちゃ楽しかった。
Aqours
スクリーンに『アニュータランキング』なるものが流れ始めて、『1位 Aqours』と表示されるや会場大歓声。フェスでもこれだけの歓声が上がるんだから、なんだかんだ人気あるんだなって嬉しくなる。(まあ、会場内にそもそもラブライバーが多かった感はあるけど。僕含め、WUGで薄緑振ってた人はそうだと思ってる)
最新シングル『HAPPY PARTY TRAIN』のPVが流れ始めて、まだキャストは登壇していないのにヤバいくらいの盛り上がり。そんな中で試聴サイズのPVが流れ終わり、Aqoursの紹介映像が流れる。ワンマンでも毎回流れてたんだけど、フェスでも流すんだ、と思った。いやまあワンマンよりフェスでこそ知ってもらうべきだから当然か。
さて、そんなこんなで満を持してAqours登場。1曲めは、おなじみ「青空Jumping Heart」。爽やかさもあって勢いもあって、やっぱりいい曲だなぁ。好きだ。
フェスに出演する彼女たちを見るのは初めてだったんだけど、いい意味で普段通りに感じた。と言っても、ワンマンも、まだ1回しか見たことないんだけど。
あ、でも、普段と違ってMCがほとんどアニュータの宣伝になってたのにはちょっと笑った。
そういえば、今更なんですけど、僕の座席はD席だったので、あんまり詳しくは見えていませんでした。ほぼスクリーン映像。でもやっぱりライブっていいんだよね。楽しい。
2曲めは、1stシングル『君のこころは輝いてるかい?』を披露。
この曲は間奏に馬跳びをする振り付けがあるんだけど、その日着ていた『MIRAI TICKET』という楽曲の衣装は普段と違い手袋があるので、ちょっとハラハラしながら見ていた。けど杞憂でした。危なげなく飛んでくれるんだもんなぁ。すごいよ。この曲を聴いてると、ほんとAqoursの成長を感じる。間奏明けに、あんちゃん(高海千歌役)とりきゃこ(桜内梨子役)が2人で歌うパートがあって、最初は息も絶え絶え、って感じの歌い方だったんだけど、今じゃもうしっかりと歌えてるもん。そういうところを見せられちゃうと、やっぱり応援したくなっちゃうし、着いて行きたくなっちゃうよなぁ。
3曲めは2ndシングル『恋になりたいAQUARIUM』。前2曲は王道のアイドルソングといった感じの曲なんだけど、この曲はちょっとトリッキーな、でも盛り上がる曲。先のブシロライブでも披露されたそうだし、今後もフェスでどんどん披露してくれる曲になるのかな。アニサマへの出演も決まってるんですけど、夏場にこの曲はぴったりな感じだと思うので、ぜひぜひ。
そしてラスト1曲は、アニメでも最終回で披露された『MIRAI TICKET』。ぶっちゃけ衣装からしてやるだろうことはわかってたんだけど、「えっ、4曲だけなの?」って思ってしまった。でも良かった。いいパフォーマンスだった。この曲は、アニメだと前奏部分に寸劇があるんだけど、そこに振り付けが追加されてる特別ver.での披露だった。ワンマンだとアニメでの寸劇をキャストのみんなが再現してたから、このver.は初だった。振り付けは追加しつつも、千歌ちゃんの「みんなで輝こう!」ってセリフは入れて、っていうのがいい塩梅。駆け抜けていくような楽曲と、アウトロの「ラララ」部分の緩急というか、好きなんだよなぁ、この曲も。毎回寸劇をやるわけにもいかないだろうから今後どの程度披露されるかちょっと考えてたんだけど、2ndツアーでもやってくれそうで嬉しい。
全4曲を披露してAqoursが去り、ステージが暗転すると会場から拍手が。「フェスでこんなんってあるもんなの?」と思ってしまった。「しかしこれ次の人やりづらいんじゃねぇか」とも。杞憂でしたが。
ALI PROJECT
そんなわけでトリを飾ったのがALI PROJECT! なんというかもう、流石というかなんというか、すごかった。もう完全にアリプロの世界なの。フェスなのに。いや、普段のワンマンは知らないから比べてどうかはわかんないんだけど、自分たちの世界を展開して、そこに引き込む力が尋常じゃない。さすが25周年。
そんなアリプロもMCでは「無理矢理にでも盛り上がってください」だとか「トリで申し訳ない」だとか自虐ネタぶっ込んできて笑った。曰く「なるべく盛り上がりやすい曲を持ってきた」とのことで、言葉通り、僕はそりゃもう盛り上がってた。他の出演者みたいにコールして声あげて盛り上がる感じじゃなくて、拳突き上げたり首振ったりして世界にのめり込んでた。『暗黒天国』とか最ッ高に高まったわ。もともとロック系のライブに行くことが多い人間だから、余計にしっくりきたのかもしれない。
アリプロもまた見てみたいなー。すっごいよかった。いやまあ出演者みんなよかったんだけどさ。
結果、すごく満足したフェスでした。第2回があるならまた行きたい。出演者があんまりいなかったのが良かったのかな。それぞれがそれぞれの持ち味を、存分に発揮していた気がする。
ただ、アンコールは欲しかったかなぁ。みんなで何か1曲歌うような感じの。テーマソングがあるわけでもないし、選曲が難しいけど。
とりあえず、次があったら(もちろん出演者次第だけど)また行きたいなと思えるライブだった。
はじめまして
ネットの住人たちが140文字を超える文章を『長文』と呼ぶようになって久しい昨今、皆さまいかがお過ごしでしょうか。僕は今またブログを始めてみようかなと、こんな文章を打っています。普段はツイッターでぼそぼそと呟いている人間なんだけど、やっぱりたまには『長文』を書きたくなってしまうのだ。
もちろんツイートをすることがお仕事というわけではないし、多数のフォロワーを抱える有名ツイッタラーというわけでもないし、ただただ好きなように呟いているだけなんだからツイートを繋げて『長文』を書くことも可能ではあるんだろうけど、なんとなくそれは、自分ルールとしてはNGで。ツイッターなんだから140文字で完結させたいし、それに何より読みづらいしね。Web上に公開される文章である以上は、それがツイートであったとしても、やっぱりある程度は読む人の目を意識してしまう、ええカッコしいな僕である。
さて。
今回ツイッターではなくブログという媒体で文章を書いているので140文字という制限から解き放たれているわけだけど、いざ制限がかからないとなると、それはそれで文章のやめ時にちょっと悩む。何事においても、始めることと終わらせることは難しいものだ。続けることも難しいけど。なんだ全部難しいんじゃないか。
難しいことからは逃げたくなる性分なので、続けることを意識しすぎず、気が向いた時にダラダラやっていけたらなぁと思います。今まで何度も、ブログを作ってはやめ作ってはやめを繰り返してきたから、今回も続くかわからないけどね。ああもうやっぱり生きるって難しいぜ。