境界線上のアリア

 9月に入り、カレンダー通りに気温が下がってきましたね。雨の日が増えて「夏も終わるなぁ」なんて思っているんだけど、蝉の声から、夏の最後のあがきを感じる。

 ただ、その蝉たちのせいなのかはともかくとして、週間予報によると明日からまた暑くなっちゃうようで。寒いほうが好きな僕としては、なんというか、「マジかよ」って気持ちだ。暑くなるならせめて晴れてくれ。洗濯物が干せないんだ。

 もう何年も前(たぶん中学生くらい?)から「一人暮らしをしたいな」って気持ちはあったんだけど、その当時は「雨が続くと洗濯物が干せなくなる」なんて心配をしたことはなくて。思うに当時、夢はただの夢であって、生活とは切り離されたものだったんだろうなぁ。

 気を抜くとすぐに一人暮らしを始めたときがどうだとか、そんな話をしちゃうのはよくないね。引き出しを増やすためにも、普段と違うことをして、世界にもっと触れなくては。

 なんて思いつつも、普段通りウイスキーを飲んで夜をすごしています。ふふふ。美味しいんよ、ウイスキー。ホットの紅茶で割るのは早かったかな。ちょっと暑くなってきちゃった。

 夜はまだまだ長いけど、ここらで筆を置こうかな。酔っ払って言葉を紡ぐと碌なことにならないって、あのロッカーも言ってましたし。