2019年も終わるけれど

2019年の12月31日と12月30日の残り時間に申し訳ない気持ちになりながらこの記事を書いてる。そんな今年の振り返りです。明日まで今年なんだけどね、許して。

僕にとって2019年は激動の年ではなかったと思うんだけれど、それでもいろんなことがずっと少しずつ変化していった年だったのかなと思う。

例えば就職が決まったり、例えば祖父が亡くなったり、例えば、新しい友だちができたり。

大きいトピックをあげるとそんなところかなぁと思うんだけど、それ以外でもなんとなく自分の心境というか、自分が自分という型から少し逸脱していることに気づけたというか、そういう気持ちがある。それほど大げさな話ではないんだけれど。

僕の古くからの知り合い(ネットで知り合った友人を『古くからの知り合い』と呼ぶ日が来るとは思わなかった)に僕が正社員になったということを話すと、めちゃくちゃ驚かれる。

そりゃそうだと思う。僕も自分でびっくりだ。でも、働き始めてみると、この生活もそれほど悪くないんじゃないかと思ってしまう自分がいるのも事実だ。

収入は安定しているしやることやってりゃなんとかなるし、今まで「初めてのことをやりたい」とか言いながら就職を避けていたことに多少の負い目(誰に対する?)があったりもしたんだけど、やっぱりやってみないとわかんないなぁと思う。働かずに済むならそのほうがいいのは変わらずだけど。

祖父が亡くなったのも、それ自体は(語弊を生むかもしれないけれど)それほど悲しくはない。なんせもう祖父は100歳も超えて親戚みんな心のどこかでそういう日を覚悟していたはずだ。

僕にとっては物心ついて初めてのお葬式で、喪主の挨拶も骨拾いも祖父を焼く時間の飲み食いも(祖父を焼く時間ってすごい表現だな)、全てが新鮮だった。

ただ、もうちょっと地元に帰って、そのときに会いに行っていればよかったなぁとは思う。後悔している。それだけ。

学校を卒業して以降 新しい友だちができると、なんとなくびっくりしてしまう。別に在学中も学校以外で友だちができたりしてたのにね。

今年は友だちと泊りがけの旅行に行ったり、朝までいろんな話をしながら過ごしたり、台風が迫っているのにカラオケで夜を明かしたり、人との付き合いを楽しんだ年だったような気がする。

新しい友だちができたのもそうだし、昔からの友だちと会う機会も結構あって、それはやっぱり嬉しかった。

僕は今まで自分は一人が好きな人間だと思っていたし、実際好きは好きなんだけど、それはそれとして、仲良しな友だちと過ごす時間って楽しいんだなって改めて思った。今までもそういうタイプの楽しい時間は過ごしてたはずなんだけど、改めて気付かされたというか。2020年も年が明けて割とすぐから人と会う予定がある。そしてそれが楽しみだ。

来年は何かひっくり返されるのかなぁ。まったく想像もつかない。ひょっとすると結婚とかしてるかもしれない。現時点で全く予定はないけれど。

そういう予想外の出来事が起こり続ける限り、人生も捨てたもんじゃないと思えるのかもしれない。だって楽しい日はあるんだから。

お酒を飲みながら思いつくままキーボードを叩いて文章を打ってしまった。まとまりもとりとめもない。

喪中だからこのブログで新年の挨拶に代えさせていただきます。来年は今以上の時間を過ごしたいです。